店舗紹介
八百秀商事について
八百秀商事は創業明治40年来、徳島市の中心を流れる新町川のたもとで皆様に徳島の味を紹介してきました。
八百秀商事は東京、京都、大阪の有名料亭に納品しております。
厳しい料理人の目にかなった鳴門わかめ・すだちには「八百秀商事でなければ」と言わせる自信があります。
また、全国の有名デパートの催事に出店しており、ご好評を頂いております。
阿波徳島の味覚を産地直送で全国の皆様にお届けします。
会社概要
■会社名/八百秀商事株式会社
■代表取締役/森竹 義浩
■所在地/〒770-0904 徳島市新町橋1丁目32番地
■営業時間/AM9:00~PM6:00
■お問い合わせ/
TEL(088)623-0111(代)
FAX(088)623-0154
E-mail :info@yaohide.com
企業理念
創業当時の精神を忘れず、日々まごころをこめて、当たり前のことを当たり前にする。
コンセプト
そのころわたくしは、モリーオ市の博物局に勤めて居りました。十八等官でしたから役所のなかでも、ずうっと下の方でしたし俸給もほんのわずかでしたが、受持ちが標本の採集や整理で生れ付き好きなことでしたから、わたくしは毎日ずいぶん愉快にはたらきました。
殊にそのころ、モリーオ市では競馬場を植物園に拵え直すというので、その景色のいいまわりにアカシヤを植え込んだ広い地面が、切符売場や信号所の建物のついたまま、わたくしどもの役所の方へまわって来たものですから、わたくしはすぐ宿直という名前で月賦で買った小さな蓄音器と二十枚ばかりのレコードをもって、その番小屋にひとり住むことになりました。
わたくしはそこの馬を置く場所に板で小さなしきいをつけて一疋の山羊を飼いました。毎朝その乳をしぼってつめたいパンをひたしてたべ、それから黒い革のかばんへすこしの書類や雑誌を入れ、靴もきれいにみがき、並木のポプラの影法師を大股にわたって市の役所へ出て行くのでした。あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。